大腸・肛門科
大腸・肛門外科
紹介
大腸や肛門に関わる疾患について診療(診断+治療)を行います。
常勤の消化器外科医が2名、消化器内科医が2名、入院診療に携わっています。
腹痛や下血、また日常的な排便などに関わる不安・心配なことがありましたら、気軽に受診してください。
肛門から出血を認めた場合、多くはいわゆる'痔'のような良性疾患による可能性が高いですが、大腸がんやそのほか重篤な大腸疾患がひそんでいる可能性があります。
当院では大腸内視鏡検査やCT・MRI検査などを速やかに行うことができるため、早期診断、早期治療が可能となります。
患者さんに適切な診療を行うために大切なこととして、以下を心がけています。
- どのような病気なのかをわかりやすく説明します
- 全身の状態に合わせた治療の方法を提示します
- 専門性のある医師が治療終了まで関わります
対象疾患
大腸がん、大腸良性疾患(大腸ポリープ、大腸憩室(けいしつ)炎、潰瘍性大腸炎)、過敏性腸症候群 など
内痔核、外痔核、裂肛、痔ろう、肛門周囲膿瘍 など
大腸がん治療について
- 大腸癌治療ガイドラインに基づいた診断・治療を行います
- 手術療法が適応となる患者さんには、全身の状態に応じて積極的に腹腔鏡下手術を行います
- 手術療法が適応とならない患者さんには、全身の状態に応じて、抗がん剤治療や緩和医療を行っていきます
がんの治療は個々の進み具合(ステージ)によって様々な選択肢があります。医療の進歩により大腸がんも決して治らない病気ではなくなっています。
専門性が高く難しい内容も多い分野ですが、経験豊富な医師がわかりやすく説明していきます。
直腸がん
腹腔鏡下低位前方切除術 手術時間 約2時間半 出血量 少量 術後在院日数 12日
内視鏡画像
切除された標本