総合腎臓病センター
概要
南大和病院は大和市下和田に1976年に開設した、地域に根ざした急性期病院です。透析センターも病院開設と同時に開始し、約40年の歴史に渡り大和市、綾瀬市、泉区、藤沢市からの患者様をサポートしてまいりました。
院内の多数の診療科と連携して対応することが可能です。腎臓内科以外にも、内科、外科、循環器科、消化器科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、眼科、リハビリテーション科等の診療科があり、各診療科と連携して対応することが可能です。レントゲン検査・心電図検査・CT検査や超音波 検査などを定期的に行い、合併症の早期発見に努めています。他科と連携して負担の無いように、早期対応を行っています。
急性期~回復期リハビリ~在宅医療までシームレスに対応しています。急性期病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟の合計140床の病床、また在宅医療部門も擁しており、必要に応じた入院対応や訪問診療の対応等、様々な病状に応じたシームレスな対応が可能です。
透析センターの基本方針
良質な医療を提供すべく、血液透析の導入から維持透析まで 一貫して行っております。
日本透析学会教育関連施設でもある当センターは、質の高い、安全な透析医療の提供を目指しています。
チーム医療を実践し、スタッフ全員(臨床工学技師:20名 看護師:16名)が患者様の問題点をすばやく共有し、より質の高い医療を行うべく綿密な意見交換を行っています。通院患者様に対して、月2回以上の定期的な血液検査を行っています。当日中に結果説明を行ない、結果を共有しています。飲水量や食事指導など、担当医・看護師のみからではなく、管理栄養士からの指導も定期的に行っています。
単に透析治療だけを行い、合併症を発症してから治療に取り掛かるのではなく、健常な時から患者様の全身状態に気を配り、全人的医療を行います。患者様に寄りそった対応をし、なんでも相談できる透析生活を送っていただけるように心がけています。透析患者様に多い下肢動脈病変の把握の為に定期的にフットチェックも行っており、爪切りや保湿の指導も行っています。
また、患者様のシャントトラブルを早期に発見し、閉塞を防ぐため、定期的にシャントエコー検査を行っています。治療が必要と判断した場合は当院で緊急の対応を行う一方、困難な症例では、他施設のバスキュラアクセスセンターへ紹介し、迅速な対応をとっています。
透析を必要とされる方で手術やリハビリなどの為、他科にご入院された場合(回復期病棟、地域包括病棟など患者様のニーズに応じて)の入院透析も行っております。
透析スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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早朝 5時30分~ |
○ | ○ | ○ | |||
1クール 8時30分~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2クール 13時~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
3クール 17時~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
3クールの最終終了時間は22時30分となります。
透析設備
透析装置:TR-3300M(東レメディカル)
超高純度の透析液を供給する為に徹底した透析管理と清浄化に努めております。また、オンラインHDF・I-HDFにも対応しています。
個人用の透析装置も数台ありますので、透析液の選択もご相談させていただきます。
無料送迎サービス
戸塚区・泉区・栄区・藤沢市など片道30分程度圏内を範囲とした無料送迎サービスをご提供しております(影取エリアへの対応も可能です)。車椅子をご利用の方に対する送迎も一部、無償送迎コースを設けておりますのでご相談ください。
当センターの送迎は外注業者ではなく病院の送迎部門職員による送迎ですので、地域の交通事情に精通したドライバーによるアットホームな対応を心がけております。
お問い合わせ
地域連携室 046-269-2474